転職を考えるとき、「自分は何が好きなんだろう」と考え込む。適職を探す繊細な人がよくはまる落とし穴が、そこにある。


「好き」は感情、「向いてる」は能力——適職探しの基本を整理する

八木仁平の『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』では、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」を分けて考えることが提案されている。

「好き」はジャンルや分野のこと。「得意」は自然とうまくいくスキルのこと。この2つは別軸だ。

「食べることが好き」でも、「調理の作業が向いてる」かどうかは別の話。それと同じ構造が、仕事選びにも潜んでいる。

「向いてる」を無視すると消耗する——繊細な人の転職失敗パターン

好きなことを仕事にしたのに、なぜか続かない。その原因の一つが、「好き」だけで選んで「向いてる」を見落としていること。

繊細な人は特に、「好き」の感情が強い。だからこそ、得意かどうかを別で確認してみる価値がある。

「大事なこと」も忘れずに——転職で後悔しないための3軸整理

自分が何に価値を置いているか。人との関わり方、働く環境、生活の優先順位。これが仕事と合っていないと、好きで向いていてもすり減る。

3軸を整理すると、「なんとなく合わない」が言語化できることがある。


好きなことを仕事にするな、と言いたいわけじゃない。ただ、それだけじゃ足りないことがある。